ロードサービスは保険とJAFで何が違うのか

自動車保険

2026年10月14日

停車した車からロードサービスへ連絡

出先で動けなくなった時、保険に付いているロードサービスとJAF、どちらを呼べばよいのか。似たサービスに見えますが、対象と範囲が違います。使い分けの考え方を整理します。

付いてくるものと、入るもの

任意保険のロードサービスは、その保険の契約に付いてくるものです。対象になるのは、原則としてその契約の車です。一方JAFは人に対する会員制で、年会費を払って加入します。会員本人であれば、自分の車でなくても、レンタカーでも、同乗している車でも受けられるのが大きな違いです。

回数と費用の考え方

保険のロードサービスは、使うと等級が下がるのかを気にする方が多いのですが、通常は保険を使ったことにはなりません。ただし、年に使える回数やレッカーの距離に上限が決められていることがあります。JAFは会員であれば回数の制限がなく、基本的な作業の範囲なら費用がかかりません。年会費を払い続ける価値があるかは、車の使い方と、保険に付いている範囲を見比べて判断することになります。

どちらを呼ぶかの目安

次のように考えると、迷う時間を減らせます。

  • 契約している車で、レッカーの距離が上限内……保険のサービス
  • 友人の車や借りた車で困った……JAF
  • 何度も助けを呼んでいる……JAF
  • 事故で動けない……保険会社へ連絡する
  • どちらも使える状況なら、近い方や待ち時間で選ぶ

作業の中身も少し違う

鍵の閉じ込み、バッテリー上がり、パンクの交換、燃料切れといった基本的な作業は、どちらでも対応しています。ただし対応できる範囲や無料になる条件は、契約や会員の種別で変わります。雪道での引き上げや、特殊な作業が必要な場合は、追加の費用がかかることもあります。

呼ぶ前に確かめておくこと

いざという時に迷わないよう、保険の契約に何が付いているかを一度見ておいてください。連絡先を携帯電話に登録し、証券の番号がすぐ分かるようにしておくと、やり取りが早く済みます。高速道路では、まず安全な場所へ避難してから連絡するのが順番です。

まとめ

保険のサービスは車に付き、JAFは人に付きます。自分の車で困った時は保険、他人の車や借りた車なら会員としてのJAFという分け方が基本です。どちらも持っているなら、状況に合うほうを選べばよいので、内容を先に知っておくことが備えになります。

気になる症状があれば、AIに相談できます

相談内容は愛車のカルテに残せます

クルマの不調を相談する →

関連記事

車の所有者と保険名義の書類を比較

保険の名義と車の所有者が違ってもよいのか

車の前で運転者の保険条件を確認

子どもが免許を取った時に見直す年齢条件と運転者限定

損傷した車と保険書類を確認

車両保険で全損になった時に受け取れる金額の決まり方

2種類の車両保険の書類を比較

車両保険の一般型とエコノミー型は何が違うのか

事故でへこんだネイビーのステーションワゴンとそれを見る男性

対物賠償が無制限でも足りない場面と対物超過の特約

車内で自動車保険の書類を確認する場面

自動車保険の等級を家族に引き継げる条件