75歳からの免許更新で受ける認知機能検査と運転技能検査
法規・手続き2026年9月17日

75歳を過ぎると、免許の更新の前に受けるものが増えます。認知機能検査と高齢者講習、そして人によっては運転技能検査です。何を、いつ、いくらで受けるのかが分かりにくいので、順に整理します。
70歳からと75歳からで変わる
更新期間が満了する日の年齢が70歳から74歳の方は、高齢者講習を受けます。75歳以上になると、これに加えて認知機能検査が必要になります。基準になるのは更新の時点の年齢ではなく、更新期間が満了する日、つまり誕生日の1か月後の日の年齢です。案内のはがきが事前に届くので、そこに書かれた内容に従って予約します。
認知機能検査の中身
検査は2つの簡単な内容で構成されています。1つは16種類の絵を見て記憶し、あとで何が描かれていたかを答えるもの。もう1つは、検査を受けている年月日と曜日、時間を答えるものです。警察の施設で受ける場合の手数料は1,050円で、教習所で受ける場合の料金は教習所ごとに異なります。
結果によって変わること
検査の結果が一定の点数に満たなかった場合は、専門の医師による診断を受けるか、診断書を提出することが求められます。すぐに免許が取り消されるわけではありませんが、そこから先の手続きに時間がかかります。結果は高齢者講習の内容にも関わってくるため、案内が届いたら早めに予約を取ってください。検査そのものは難しい試験ではありませんが、初めてだと戸惑うので、内容を先に知っておくだけでも落ち着いて臨めます。
運転技能検査の対象になる人
75歳以上で、過去3年の間に定められた違反があった方は、実際に車を運転する検査を受けます。対象となる違反は信号無視、速度超過、通行区分違反、横断歩行者等妨害、携帯電話の使用、安全運転義務違反など11種類です。この検査に合格しないと、免許の更新ができません。何度でも受け直すことはできますが、期限までに合格する必要があります。
早めに動いたほうがよい理由
更新のはがきが届いてから動き出すと、間に合わないことがあります。理由は次のとおりです。
- 受けられる場所と日程が限られ、予約が取りにくい時期がある
- 検査、講習、更新と、複数回出向くことになる
- 結果によっては医師の診断が必要になり、日数がかかる
- 期限を過ぎると免許が失効し、手続きが大きく変わる
まとめ
70歳からは講習、75歳からは検査が加わり、違反歴があれば運転の検査も加わります。案内のはがきが届いたら、まず予約の空き状況を調べてください。家族の免許について気になっている場合も、更新の時期を一緒に確認しておくと、直前に慌てずに済みます。





