個人売買で車を譲る時の手続きと危ないところ

購入・売却

2026年9月17日

書類の手続きと車の確認

知人に車を譲る、ネットで見つけた相手に売る。個人どうしの売買は費用を抑えられますが、間に入る業者がいないぶん、手続きの抜けがそのまま自分の負担になります。押さえておきたい点をまとめます。

名義が変わるまで責任は残る

車を渡しても、名義変更が終わっていなければ、書類の上の所有者は自分のままです。その状態で相手が事故を起こしたり、駐車違反を重ねたりすると、連絡が来るのは名義人である自分です。翌年度の自動車税の納税通知書も届きます。渡す前に、いつまでに名義変更を済ませるかを決めておいてください。

用意する書類

  • 車検証
  • 譲渡証明書と委任状(実印を押したもの)
  • 印鑑登録証明書(発行から3か月以内のもの)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車税の納税証明書
  • リサイクル券

軽自動車は普通車と手続きが違い、実印や印鑑証明は不要です。相手が車庫証明を取る必要がある場合は、その日数も見込んでおきます。

お金と書類の受け渡しの順番

先に車を渡してしまうと、名義変更をしてもらえないまま連絡が取れなくなる、という事態が起こり得ます。入金を確認してから車と書類を渡すのが基本です。名義変更を相手に任せるなら、完了後に新しい車検証の写しを送ってもらう約束をしておきましょう。手続きに同行するのが最も確実です。

保険の切り替えを忘れない

自賠責は車に付いてくるものなので、名義の変更手続きが必要です。任意保険は自分の契約なので、車を手放したら解約するか、次の車へ引き継ぎます。渡した日から相手が乗るなら、その日までに相手が保険に入っていることを確かめてください。無保険の期間ができると、双方にとって危険です。

揉めやすいところ

渡したあとに不具合が見つかった、という相談は多くあります。知っている不具合は事前に伝え、現状のまま引き渡す旨を書面に残しておくと、後の言い分の食い違いを減らせます。業者を通した売買と違い、個人どうしでは保証がないことを、双方が理解しておく必要があります。金額、引き渡し日、名義変更の期限、不具合の扱いの4点を、簡単な書面にしておくだけでも違います。

まとめ

個人売買で一番危ないのは、名義変更が終わらないまま時間が過ぎることです。入金の確認、書類の受け渡し、名義変更の完了までを一つの流れとして決めておいてください。書類が揃わない、相手が急いでいるといった場面では、いったん止めて確認する余裕を持ちましょう。

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