マイナンバーカードと免許証を一体化すると変わること
法規・手続き2026年9月30日

マイナンバーカードに運転免許の情報を持たせる、いわゆるマイナ免許証が2025年3月から始まりました。切り替えは任意で、持ち方によって手数料も手続きも変わります。何が変わるのかを整理します。
持ち方は3つから選べる
従来の免許証だけを持つ、マイナ免許証だけを持つ、両方を持つ。この3つから選べます。一体化は義務ではありません。マイナンバーカードの券面に免許の内容が印字されるわけではなく、カードの中のチップに免許の情報が記録される形です。記録されるのは免許の種類や条件、有効期限、顔写真などで、外から見て分かるようにはなっていません。
手数料が持ち方で変わる
更新時の手数料は、マイナ免許証だけなら2,100円、従来の免許証だけなら2,850円、両方持つ場合は2,950円とされています。新規取得の場合も同じように差があります。新規で取る場合は、マイナ免許証だけなら1,550円、従来の免許証だけなら2,350円、両方で2,450円という設定です。まとめる人ほど安く、分けて持つ人ほど高くなる設定です。
住所変更の届け出が減る
マイナ免許証だけを持つ場合、引っ越しの際に市区町村へ届け出れば、警察への変更届が不要になります。これまでは役所と警察の両方へ行く必要がありました。ただし、この扱いは一体化だけを選んだ人に限られます。両方を持つ場合は、従来どおり警察への手続きが必要です。
更新の講習がオンラインで受けられる
優良運転者と一般運転者の区分に当てはまる方は、更新時の講習を自宅などで受けられるようになりました。ただし講習を受けたあとも、視力検査や写真の撮影のために窓口へ出向く必要があります。すべてが自宅で完結するわけではない点は押さえておいてください。
選ぶときに考えること
手数料の差は数百円です。金額より、普段の使い方で選ぶほうが後悔しません。
- 身分証として免許証を出す場面が多いか
- マイナンバーカードを持ち歩くことに抵抗がないか
- 暗証番号を管理できるか(手続きで必要になります)
- カードの有効期限と、免許の有効期限が別々である点
まとめ
一体化は任意で、手数料と住所変更の手間に差が出ます。すべての手続きが自宅で済むわけではなく、更新の際は窓口へ行く必要があります。次の更新が近い方は、案内が届いた時点でどの持ち方にするかを決めておくと、当日迷わずに済みます。





