当て逃げされた時にまず確認したいことと保険の使い方
自動車保険2026年8月26日

駐車場に戻ったら車に傷やへこみがあり、相手が分からないという状況は珍しくありません。腹立たしい場面ですが、その場での動き方によって補償を受けられるかどうかが変わります。相手が特定できなくても使える補償はありますし、逆に手続きを飛ばすと使えなくなることもあります。落ち着いて順番に進めましょう。
まず警察へ届け出る
相手が分からなくても、必ず警察に連絡してください。物損事故として受理されると交通事故証明書が発行され、これが保険を使う際の前提になります。「相手がいないから意味がない」と考えて届け出を省くと、後から保険会社に説明できなくなります。移動させる前に、その場から連絡するのが基本です。駐車場の管理者がいる場合は、あわせて状況を伝えておきましょう。
その場で残しておきたい記録
- 傷やへこみの写真(全体が分かる引きと、寄りの両方)
- 駐車していた位置と向きが分かる写真
- 周囲に防犯カメラがないかの確認
- 気づいた日時と、最後に無傷だと確認した日時
- 目撃者がいれば連絡先
車両保険で直せる場合がある
相手が特定できない当て逃げでも、車両保険に加入していれば修理費が補償されることがあります。ただし契約の型によって扱いが異なり、補償範囲を限定した契約では対象外になることもあります。証券やアプリで、自分の契約がどの型かを確認してください。分からない場合は、保険会社に「当て逃げは対象か」と直接聞くのが早道です。
等級への影響を考える
- 修理見積もりの金額
- 車両保険の免責金額(自己負担額)
- 使った場合に翌年から上がる保険料
- 現在の等級と、次回更新までの期間
- 傷の程度と、そのまま乗り続けられるか
使わない判断もある
相手が不明な当て逃げで車両保険を使うと、等級が下がって翌年からの保険料が上がります。修理費が免責金額と保険料の上昇分を足した額に届かない場合は、自費で直したほうが総額で安く済むことがあります。保険会社に「使った場合と使わない場合の差額」を試算してもらうと判断しやすくなります。
修理工場に伝えるとよい情報
「いつ気づいたか」「警察に届け出た日」「保険を使う予定があるか」を伝えてください。保険を使うなら、見積もりの出し方や写真の撮り方が変わることがあります。先に伝えておくと二度手間になりません。修理前の状態を残しておくことも忘れないでください。
まとめ
当て逃げは、警察への届け出と記録の確保が出発点です。そのうえで、車両保険の型と等級への影響を確認し、使うかどうかを金額で判断しましょう。
傷の程度から走行に支障があるか判断したい場合は、AI診断で状況を整理してから相談すると安心です。





