軽自動車と普通車で維持費はどれだけ違うか

税金・維持費

2026年9月21日

車検証や税金など車の維持費に関する書類の確認

軽自動車は維持費が安いといわれますが、実際にどの項目でいくら違うのかまでは、あまり知られていません。項目ごとに並べると、差が大きいところと、ほとんど変わらないところがはっきりします。乗り換えを考えるときの材料として整理します。

差が大きいのは自動車税

毎年払う自動車税は、軽自動車が年10,800円です。普通車は排気量で決まり、2019年10月以降に新規登録した車なら、1,000ccから1,500ccで30,500円、1,500ccから2,000ccで36,000円です。ここだけで年に2万円前後の差が付きます。10年乗れば20万円ほどの開きになる計算です。

車検のたびに払う重量税

車検で払う重量税も差があります。エコカー減税の対象外で、車検2年分の額は次のとおりです。

  • 軽自動車……6,600円
  • 普通車で車両重量1.5トン以下……24,600円

2年ごとの支払いなので、1年あたりに直すと9,000円ほどの差になります。なお、初度登録から13年を超えるとどちらも税額が上がります。

自賠責保険は2026年11月から逆転する

強制加入の自賠責保険は、もともと差がほとんどありません。24か月契約で、普通車が17,650円、軽自動車が17,540円です。ただし2026年11月1日以降に始まる契約から料率が改定され、普通車が18,560円、軽自動車が18,660円になります。改定後は軽自動車のほうが高くなります。

高速道路は2割安い

高速道路の料金は車種区分で決まり、軽自動車は普通車の0.8倍に設定されています。長距離をよく走る人ほど、この差は効いてきます。一方で燃料代は燃費次第です。軽自動車は車体が軽いぶん有利ですが、排気量が小さいので、高速道路や上り坂ではエンジンをよく回すことになります。荷物や人を多く乗せる使い方だと、車格の差ほどには開かないこともあります。

差が小さい項目もある

任意保険は、等級や年齢、車種ごとの事故の実績で決まるため、軽自動車だからといって必ず安いとは限りません。駐車場代や整備の工賃も、車の大きさより地域や内容で決まります。タイヤやバッテリーは、サイズが小さいぶん軽自動車のほうが安く済むことが多い項目です。車検の点検整備そのものにかかる工賃も、車種による差より、どこに頼むかによる差のほうが大きくなります。

まとめ

はっきり差が出るのは自動車税と重量税、そして高速道路の料金です。自賠責は差がわずかで、2026年11月の改定後は軽自動車のほうがやや高くなります。任意保険や駐車場代まで含めて、自分の使い方で並べてみると、実際の差が見えてきます。

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