排気温度警告灯が点いた時の危険度と対処
排気系統2026年8月29日

メーター内に、マフラーから熱が出ているような絵の警告灯が点いたら、排気温度警告灯です。排気系の温度が異常に高くなっていることを知らせるもので、点灯したまま走り続けると車両火災につながるおそれがあります。ほかの警告灯に比べて見慣れない記号のため、点いても意味が分からず走り続けてしまいがちですが、放置してよい類のものではありません。まずは安全な場所に停めて、状況を確認してください。
AIが原因候補と緊急度を回答します
マフラーの不調を相談する →点灯する主な原因
- 点火系の不調による失火で、燃え残った燃料が排気側で燃えている
- 燃料の噴射量が濃すぎる状態が続いている
- 触媒(排気を浄化する装置)の詰まりや劣化
- 長い上り坂や高速走行など、高い負荷が続いた
- 温度センサーや配線そのものの不具合
なぜ火災につながるのか
排気を浄化する触媒は、正常な状態でも数百度に達します。失火などで未燃焼の燃料が流れ込むと、そこで燃えてさらに温度が上がり、車体の下が非常に高温になります。この状態で枯れ草や落ち葉の上に停めると、下から発火することがあります。停める場所を選ぶ余裕があるなら、アスファルトの上など燃えるものがない場所を選んでください。
点いた時にすること
まず速度を落とし、安全に停められる場所へ移動します。停車後はエンジンを切り、可燃物の上に停めていないか足元を確認してください。焦げた臭いがする、車体の下から煙が出ている場合は、車から離れて消防に連絡します。警告灯が消えないうちは自走を避け、ロードサービスの手配を検討してください。
自分で確認できること
- エンジン警告灯が同時に点いていないか
- 加速時に息継ぎやガタつきがないか
- アイドリングが不安定になっていないか
- 車体の下から焦げた臭いや煙が出ていないか
- 点灯したのが上り坂や高速走行の途中か、平地の通常走行中か
当てはまる症状はありましたか?
マフラーの不調を相談する →一時的な点灯と、そうでない点灯
長い上り坂を重い荷物を積んで登った直後など、高い負荷が続いた場面で一瞬点いて消えることがあります。この場合は負荷が原因のことがあり、しばらく走って再点灯しなければ様子見でも構いません。一方、平地の普通の走行で点く、エンジン警告灯も一緒に点く、点いたまま消えないという場合は、失火や触媒の異常が疑われます。
整備工場に伝えるとよい情報
「どんな走行状況で点いたか」「消えたか、点いたままか」「ほかの警告灯の有無」「加速や振動に変化があるか」を伝えてください。触媒側の問題か、点火系や燃料系が原因で触媒が過熱しているのかで、修理の範囲も費用も大きく変わります。停車時に撮影できていれば、メーターの表示をそのまま見せるのが確実です。
まとめ
排気温度警告灯は、車両火災に直結しうる数少ない警告灯のひとつです。点いたら速度を落として安全な場所に停め、可燃物の上を避けてください。消えないまま走り続けることだけは避けましょう。
ほかの症状とあわせて緊急度を判断したい場合は、AI診断で状況を整理してから相談すると、伝えやすくなります。





