触媒の盗難に気づくサインと駐車時の対策
排気系統2026年9月26日

朝エンジンをかけたら、聞いたことのない爆音になっていた。触媒(キャタライザー)が切り取られて持ち去られる盗難が各地で起きています。狙われる理由と、盗まれた時に起きること、駐車での備えを整理します。
AIが原因候補と緊急度を回答します
マフラーの不調を相談する →狙われているのは中の金属
触媒は排気ガスの有害な成分を化学反応で減らす装置で、内部に貴金属が使われています。この金属の価格が上がったことで、部品ごと転売する目的の盗難が増えました。車体の下にあり、工具があれば短時間で切り取れてしまうため、被害に遭う車種は特定の車に偏る傾向があります。
盗まれた車はどうなるか
排気管の途中が失われるため、エンジンをかけた瞬間に極端に大きな音が出ます。走れないわけではありませんが、排気が基準を満たさない状態なので、そのまま公道を走ることはできません。センサーが異常を検知して警告灯が点くこともあります。音が変わったのに車体の外側に傷が見当たらない場合は、下回りを覗いて排気管の途中が欠けていないかを確かめてください。
気づいた時にやること
音の大きさに驚いてそのまま走り出したくなりますが、先に状況を残しておくほうが後の手続きが楽になります。
- その場で運転せず、まず警察に届け出る
- 切断された跡や、車体の下の状態を写真に残す
- 加入している保険会社に連絡して、補償の対象か確認する
- 移動が必要ならロードサービスを使う
当てはまる症状はありましたか?
マフラーの不調を相談する →保険で直せるか
盗難による部品の損害は、一般に車両保険の対象になります。ただし契約の型によっては盗難が外れていることもあるため、証券で確認してください。使えば等級が下がるので、修理費との兼ね合いで判断することになります。純正部品の在庫状況によっては、直るまでに時間がかかる点も見ておいてください。
駐車での備え
特別な装備を足さなくても、停め方を変えるだけで作業しにくい車になります。狙う側は短時間で終わることを前提にしています。
- 暗がりを避け、人や車の通りがある場所に停める
- 壁や縁石に寄せ、車体の下に潜り込みにくくする
- センサーライトや防犯カメラのある駐車場を選ぶ
- 長期間動かさない車ほど狙われやすいので、置き場所を見直す
まとめ
触媒の盗難は、狙われる車種と場所にかたよりがあります。心当たりのある車に乗っているなら、停める場所を変えるだけでも遭いにくくなります。朝の始動で音が大きく変わったら、走り出す前に車体の下を確認してください。異音のまま走ると、排気が車内に回る危険もあります。





