マフラーが下がって擦れる音がする時に確認したいこと
排気系統2026年9月10日

段差を越えたときや低速走行中に、車の下からマフラーが地面や部品に擦れるような「ガリガリ」「ゴリゴリ」という音がする場合、マフラーを固定するゴムハンガー(マフラーを車体からぶら下げているゴム部品)の破損や、ステー(固定金具)の腐食で位置が下がっていることが典型的な原因です。
AIが原因候補と緊急度を回答します
マフラーの不調を相談する →マフラーの固定の仕組みをかんたんに
マフラーは車体に直接ボルト留めされているわけではなく、排気の振動を伝えないよう、ゴムハンガーというゴム部品で車体からぶら下げる形で固定されています。このゴムが劣化して切れたり、周辺のステー(金属の固定金具)が錆びて崩れたりすると、支えを失ったマフラーが本来の位置より下がり、段差や路面と接触して擦れる音が出ます。
よくある原因
- マフラーを支えるゴムハンガーの劣化・切れ
- マフラーを車体に固定するステーの錆・腐食
- 事故や段差への強い接触による変形
段差を越えた瞬間だけ「ガコン」と擦れる場合はゴムハンガーの切れ、走行中ずっと下からこすれる音が続く場合はステーの腐食でマフラー自体が下がっている可能性が高くなります。なお、エンジン回転数に連動して「ボボボ」と音量が変わる場合は、擦れる音ではなく排気管に穴が開く排気漏れが疑われ、原因も対処も別物です。
放置すると危険なサイン
- マフラーの位置が明らかに下がって見える、地面との距離が近い
- 擦れる音が徐々に大きくなっている
- マフラーが完全に外れかけている(最悪の場合、走行中に脱落する)
当てはまる症状はありましたか?
マフラーの不調を相談する →自分でできる確認・対処
安全な場所に駐車し、周囲の安全を確認したうえで車の下を覗き込み、マフラーが左右どちらかに傾いていないか、ゴムハンガーが切れて垂れ下がっていないかを目視します。エンジンがかかっている状態や、車の下に潜り込んでの点検は避けてください。「結束バンドで仮止めしておけば大丈夫」と応急処置のまま乗り続けてしまう人がいますが、マフラーは高温になる部品のため耐熱性のない結束バンドでは早期に劣化し、根本的な固定にはなりません。低い位置での確認が難しい車高の車では、無理をせず「音がするタイミング」「音の種類」「マフラーの見た目の傾き」を記録しておくだけでも、整備工場での診断の助けになります。
まとめ
マフラーの擦れる音は、ゴムハンガーの劣化やステーの腐食でマフラーの位置が下がることが主な原因です。段差の時だけか常時かという音の出方を確認し、位置の下がりが見える場合は結束バンドなどでの応急処置で済ませず、早めに整備工場で固定し直してもらいましょう。





