マフラーの腐食・穴あきに気づいた時に確認したいこと
排気系統2026年8月25日

排気音が急に大きくなった、床下から低くこもった音が響くようになったという場合、マフラーやその手前の配管に穴が空いている可能性があります。マフラーは内部で結露した水と外側からの水分で腐食が進む消耗品で、年数が経った車では珍しくない症状です。音の問題にとどまらず、排気が車内に入り込む危険と、車検に通らないという実務的な問題の両方に関わります。
AIが原因候補と緊急度を回答します
マフラーの不調を相談する →穴あき・腐食が起きる主な原因
- 内部にたまった結露水による内側からの腐食
- 融雪剤をまく地域や海沿いでの塩害
- 短距離走行が多く、内部の水分が抜けきらない
- 飛び石や縁石への接触による傷
- 溶接部・接合部のガスケット劣化
気づくきっかけ
もっとも多いのは音の変化です。「ボボボ」という低く濁った音になる、加速時だけ音が大きくなる、といった形で現れます。穴が小さいうちは冷間時だけ音が出て、温まると金属が膨張して塞がり、音が小さくなることもあります。始動直後だけうるさいと感じたら、その時点で確認しておくと軽い修理で済みます。
自分で確認できること
- エンジンを掛けた状態で、車の後方や側面から音の出所を探す
- 下回りに黒い煤の付着した跡がないか
- マフラーの表面に赤茶色の膨れや剥がれがないか
- マフラーを吊っているゴムが切れていないか
- 駐車場所に水以外の付着物が落ちていないか
いちばん危険なのは車内への排気の侵入
マフラーより手前で漏れている場合、走行中に排気が車内へ入り込むことがあります。排気ガスに含まれる一酸化炭素は無色無臭で、気づかないうちに眠気や頭痛を引き起こします。運転中に原因の分からない眠気や頭痛を感じたら、窓を開けて外気導入に切り替え、安全な場所に停めてください。とくに渋滞中や信号待ちで症状が出る場合は要注意です。
当てはまる症状はありましたか?
マフラーの不調を相談する →車検との関係
排気漏れがある状態では車検に通りません。排気管に穴があると規定の音量を超えることもあり、いずれにせよ修理が前提になります。車検が近い時期に音の変化に気づいたら、早めに見てもらうほうが日程に余裕を持てます。
補修で済むか、交換になるか
耐熱パテや専用のテープによる補修は市販されていますが、これは応急処置と考えてください。腐食は目に見えている穴の周囲でも進んでいることが多く、塞いでも別の場所が抜けます。溶接で直せる範囲か、マフラーごと交換になるかは、腐食の広がり方を見ないと判断できません。
まとめ
マフラーの穴あきは、音の変化として現れる腐食のサインです。車内への排気の侵入と車検不合格という2つの問題に直結するため、音が変わったと感じた時点で点検を受けましょう。
音の変化から原因を絞りたい場合は、AI診断で症状を整理してから相談すると、説明がしやすくなります。





