その他の記事一覧

炎天下の車内に取り残しがないか確認する様子

暑い日に子どもやペットを車内に残さない

少しの用事だから、寝ているから、窓を少し開けておくから。どの理由も、夏の車内では通用しません。実際に測られた数値を見ると、短時間で危険な温度に達することが分かります。数字とあわせて整理します。 真夏の車内は57度まで上がる JAFのテストでは、外気温35度の炎天下に停めた車の車内温度は最高57度、ダッシュボードの表面は79度に達しました。 エアコンを切った車内は、外より暑くなる場所 だと考えてください。人が耐えられる環境ではなく、置かれた飲み物や電子機器も無事では済みません。 春や秋でも危険になる 危ないのは真夏だけではありません。同じくJAFのテストで、外気温が23度から24度という過ごし…

その他2026年9月17日
ボンネット内のウォッシャータンクを確認する点検作業

ウォッシャー液が出ない原因の切り分け方

ウォッシャーレバーを引いても液が出ない、あるいはポンプの音はするのに窓に届かない。原因はタンクのこともノズルのこともあり、季節によって疑う場所も変わります。よくある原因と、自分で確認できる範囲をまとめました。 ウォッシャー液が出ない主な原因 ウォッシャー液が出ないときは、主に次のいずれかが起きています。 タンク内のウォッシャー液がなくなっている ポンプ(モーター)の故障 ノズルの詰まりや向きのずれ チューブの外れ・ひび割れ ヒューズ切れ 「ポンプの音はするが液が出ない」か「音自体がしない」かで、疑う場所がだいぶ変わります。フロントとリアで別々のポンプ・ノズルを使っている車種もあり、片方だけ出…

その他2026年9月14日
車体下から地面に漏れ出た液体を確認する様子

駐車場の地面に垂れた液体、色と位置でわかる漏れの見分け方

いつも停めている場所に、見慣れないシミができている。車から漏れた液体は、色と手ざわり、垂れている位置で正体をかなり絞り込めます。すぐ整備工場へ向かうべきものと、放っておいてよい正常な現象を見分けるところから始めましょう。 まず色と手ざわりを見る エンジンが冷えているのを確かめてから、白い紙にごく少量を取って色と粘りを見ます。同じ「油」でも種類によって色が違い、ここでかなり絞り込めます。 透明でさらさら、匂いがない……エアコンの排水です。夏場に多く、異常ではありません 緑・ピンク・青など色がついて少しぬるつく……冷却水です。甘い匂いがします 赤や赤茶色で油っぽい……オートマチックフルードやパワ…

その他2026年9月13日
車の異音の発生場所を確認する様子

車の異音を整備工場に正しく伝えるコツ

「なんか変な音がするんです」だけでは、整備工場も原因を絞れません。症状が出る条件を伝えられるかどうかで、点検にかかる時間も費用も変わります。難しい用語を使う必要はなく、いつ・どこで・どんな時に出るかを具体的に言えれば十分です。部品の名前を覚える必要はありません。伝え方のコツを知っておきましょう。 伝えるべき5つの軸 いつから出ているか(先週から、半年前から) どんな時に出るか(発進時、ブレーキ時、段差) 速度との関係(速度が上がると大きくなるか) どこから聞こえるか(前か後ろか、左右どちらか) 音の種類(キーキー、ゴー、カタカタ) 再現条件がいちばん大事 整備士は、実際に音を確認できれば原因…

その他2026年9月6日
ワイパーブレードの状態を点検する様子

ワイパーブレードの交換時期と選ぶ時に合わせるもの

雨の日にワイパーを動かすと筋が残る、ビビり音が出る。ゴムが硬くなったサインですが、交換しようとすると「替えゴムだけ」「ブレードごと」といった選択肢があり、どれを買えばよいか迷います。仕組みと選び方を知っておくと、店頭で短時間に決められます。安価な部品ですが、視界に直結するという意味では優先度の高い消耗品です。 交換の目安 使用開始から1年前後 拭いたあとに筋や曇りが残る 動かすと「ビビビ」と音が出る ゴムの縁を指でなぞると欠けやささくれがある 拭き取れない範囲が広がってきた 替えゴムとブレードの違い 替えゴムは、ブレードに差さっているゴムだけを入れ替えるものです。安く済みますが、ブレードの骨…

その他2026年9月5日
高速道路の路肩でボンネットから煙を上げて停車する車

高速道路で故障して停まった時にまずやること

高速道路で車が動かなくなった時、一般道と同じ感覚で対応すると命に関わります。後続車は時速80キロ以上で近づいてきており、停まっている車に気づいてから止まるまでの距離は想像以上に長いためです。何をどの順番でやるかを、走る前に頭に入れておいてください。 やる順番が決まっている ハザードランプを点け、できるだけ左の路肩へ寄せて停める 同乗者を含む全員が、左側のドアから降りる ガードレールの外側など、車の前方の安全な場所へ移動する 移動してから、停止表示器材を車の後方に置く 安全な場所からロードサービスと道路管制へ連絡する 車内に留まらない 路肩に停めた車は、後続車に追突される危険がある場所です。車…

その他2026年9月2日
長期保管に備えたバッテリー充電やカバーの準備と車両点検

旧車・ネオクラを長期保管(冬眠)させる際に注意したいポイント

旧車・ネオクラを数ヶ月〜長期間乗らずに保管する「冬眠」は、維持していくうえで避けて通れない場面です。しかし何も対策せずに放置すると、再始動時に思わぬトラブルに見舞われることがあります。転勤や入院など、予定外に長期間乗れなくなるケースも珍しくありません。 長期保管で起きやすいトラブル バッテリー上がり・バッテリー自体の劣化 燃料の劣化によるキャブレターやインジェクターの詰まり タイヤのフラットスポット(一部だけ変形する現象) ゴムパッキン・ホース類の乾燥・ひび割れ ブレーキやクラッチの固着 保管前にやっておきたいこと 燃料タンクを満タンに近づけて空気による酸化を抑える、または燃料添加剤を使うこ…

その他2026年8月26日
車の給油口に給油ノズルを差し込んで給油する様子

燃料を入れ間違えた時にやってはいけないこと

給油の際にガソリンと軽油を入れ間違えてしまうことがあります。レンタカーや代車、普段と違う車に乗った時や、セルフの給油所で急いでいる時に起こりやすいトラブルです。気づいた時点でどう動くかによって、被害の大きさが大きく変わります。もっとも重要なのは、エンジンをかけないことです。 絶対にやってはいけないこと エンジンをかける、かけ直す そのまま走って自宅や工場まで移動する 「少量だから」と薄めて使おうとする 自分で燃料を抜こうとする 気づかないふりをして返却・納車する エンジンをかけてはいけない理由 エンジンを始動すると、間違えた燃料が燃料ポンプから配管を通ってエンジン内部まで送られます。給油タン…

その他2026年8月25日
故障車の後方に三角停止板を設置して救援要請する様子

レッカーを呼ぶ判断の目安と、呼ぶ前にやっておくこと

走行中や出先でトラブルが起きた時、自走してよいのか、レッカーを呼ぶべきなのか迷うことがあります。無理に走らせて症状を悪化させると、修理費用が大きく変わることもあります。判断の目安と、呼ぶと決めてから到着までにやっておくとよいことを整理しておきましょう。 自走を避けたほうがよい症状 水温計が高い位置まで上がっている、蒸気が出ている オイルや冷却水の警告灯が点灯している ブレーキの効きに明らかな違和感がある 走行中に足回りから大きな異音やガタつきがある 焦げた臭いや煙が出ている まず安全を確保する 異常を感じたら、無理に目的地を目指さず、安全に停められる場所へ移動します。高速道路では路肩に停めた…

その他2026年8月24日
ライトで照らし車の下回りやサイドシルのサビを点検する様子

旧車のサビ・下回り腐食、DIYでチェックできる場所

ボディの色艶は保っていても、下回りは意外と見られていない——旧車のサビは、オーナーが気づかないうちに進行していることが少なくありません。特に融雪剤(凍結防止剤)を撒く地域で走ってきた個体、あるいは過去にその地域で使われていた個体は、下回りの腐食が進んでいるリスクが高くなります。定期的に自分の目で確認する習慣をつけておくことが、大掛かりな修理を防ぐ一番の対策です。 サビが進みやすい場所 ジャッキアップポイント(整備のたびに荷重がかかり塗装が傷みやすい) マフラーハンガー・マフラー本体の取り付け部 リアフェンダーの内側(泥はねが溜まりやすい) フロアパネルの継ぎ目・溶接部 ドア下部・サイドシル(…

その他2026年8月24日