冬用タイヤ規制とチェーン規制は何が違うのか

タイヤ

2026年9月25日

車のタイヤと地面に置かれたタイヤチェーン

雪の予報が出ると「冬用タイヤ規制」と「チェーン規制」という言葉が出てきます。名前は似ていますが中身は別のもので、スタッドレスタイヤを履いていても通れない規制があります。冬に遠出する前に、違いを整理しておきましょう。

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2つの規制は別のもの

冬用タイヤ規制は、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤかタイヤチェーンのどちらかがあれば通行できる規制です。一方のチェーン規制は、冬用タイヤを履いていてもチェーンを着けていなければ通行できません。同じ「規制」でも、必要な装備が違います。

冬用タイヤ規制で通れる装備

スタッドレスタイヤ、タイヤチェーン、そして雪道での走行性能を示す記号が付いたオールシーズンタイヤであれば通行できます。オールシーズンタイヤは、側面に雪の結晶を表す記号があるかどうかが目印です。夏タイヤのままでは通行できません。四輪駆動車であっても、タイヤが夏用なら対象外です。摩耗が進んだスタッドレスも、本来の性能が出ないため過信は禁物です。

チェーン規制が出るのはどんな時か

チェーン規制は、大雪特別警報や大雪への緊急発表が出るような、異例の降雪のときに行われます。大規模な立ち往生を防ぐことが目的です。区間は国が指定していて、峠のような急な上り下りがある場所を中心に、全国で十数か所に限られています。チェーンを着け外しできる場所や、通行止めが解けるまで待てる場所がある区間が選ばれています。四輪駆動車もスタッドレスタイヤの車も対象です。

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装備がないまま走ると違反になる

積雪や凍結した路面を、滑り止めの措置をとらずに走ることは、道路交通法にもとづく各都道府県公安委員会の定めに違反します。普通車の反則金は6,000円で、違反点数は付きません。金額の大小より問題なのは、装備がないまま雪道に入ると自分が止まってしまうことです。1台の立ち往生が後続の何百台にも波及し、除雪も救援も入れなくなります。

出発前に確かめておくこと

チェーンは、雪の降る中で初めて広げると手こずります。晴れた日に一度、駐車場で着けてみておくと本番が違います。

  • 通る道路に規制が出ていないか、道路情報で確認する
  • チェーンが自分の車のタイヤサイズに合っているか
  • 一度でも装着したことがあるか(初めてなら雪の中がぶっつけ本番になります)
  • チェーンを着ける場所が途中にあるか
  • 手袋やライトなど、雪の中で作業する道具が積んであるか

まとめ

冬用タイヤ規制は冬用タイヤかチェーン、チェーン規制はチェーンだけ、と覚えておくと迷いません。チェーン規制が出る区間は限られていますが、そこを通る予定があるなら、スタッドレスを履いていてもチェーンを積んでおく必要があります。天気予報と道路情報を、出発前に必ず確かめてください。

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